大手化粧品メーカーのコーセー、アイ・ピース(本社:米国)、レジュ(東京・港)は顧客のiPSからの抽出成分「iPSF」を配合したパーソナライズ美容商品の開発・提供を目指して技術提携することを決定したと発表しました。
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使い心地や感触などを左右する剤型も一人ひとりの感性に合わせて提供することで、“わたしだけ”の美容商品を叶えます。
この美容商品は薬機法で定められた化粧品ではなく、医療機関を通じて医師の管理下で提供されるものになります。
今回の提携による各社の役割は、コーセーがパーソナライズした製剤の製造・販売、アイ・ピースはiPS細胞の作製・培養・管理、レジュは「iPSF」(iPS細胞抽出成分)の提供になります。
今後、医療機関を通じて2024年内から技術面・事業面における実証実験を開始し2026年に事業展開すると見込んでいます。
個人のiPS細胞を利用した美容商品は世界初で化粧品業界と美容医療との垣根が狭まる可能性を秘めています。
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