東京の魅力をお伝えするコラム「江戸・東京 歴史を超えて」2回目は、5月11日から始まった下谷神社大祭をご紹介します。
下町で一番早い夏祭りと言われる下谷神社大祭。2024年は本社神輿の渡御(とぎょう)が行われる本祭です。コロナの影響で2020年から2022年までお祭りが開催できなかったため、本祭は2018年以来6年ぶりの開催です。
左上:浅草通りから下谷神社正面、中上:下谷神社大祭スケジュール、右上:下谷神社周辺の屋台の賑わい、左下:大正15年制作の本社神輿、中下:御徒町二丁目町会の本神輿、右下:佐竹町海の中小神輿
下谷神社は730年(天平2年)に創建された歴史ある神社です。
「大年神(おおとしのかみ」と「日本武尊(やまとたけるのみこと」を祭神として祀っており、商売繁盛・家内安全のご利益があると言われています。
また、下谷神社は1789年(寛成10年)に、初めて興行としての寄席が開かれたことでも有名です。
5月11日(土)は、午後各町内会の山車や中小神輿が、夜祭では各町内会の大神輿が町内を渡御が開催されました。
6年ぶりの大祭であり、天候にも恵まれたたため、海外からの観光客も含めて多くの人出でにぎわっていました。
いよいよ明日5月12日は、本祭最大のメインイベントである本社神輿の渡御です。
御徒町・上野エリアにお越しの方は、是非お立ち寄りください。
5月12日(日)の本社神輿渡御のルート
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